ある少女との出会い
暗い目をした少女がいた。身障者だった。
母一人子一人の母子家庭。母は少女の面倒と仕事で苦闘し、体調を崩していた。
「私なんか、いない方がいいのよ。大好きなお母さんが苦労するから…」
少女の一言は、木内の胸にグサリと突き刺さった。
「いたいけな少女がこんなに苦しんでいる。政治はいったい何をしているのか…」
翌日から木内は福祉事務所へ通った。
一心不乱に関係方面に手を打った。
そして少女は施設に入ることができた。
しばらくして母は健康を取り戻し、仕事に復帰することができた。
母と少女はまた一緒に暮らせるようになった。
「一人でも困っている人がいたら、政治の責任、政治家として自分の責任ではないか。それが原点だ。」
と、あらためて自分に言い聞かせた。
木内は少女との出会いで、また一回り大きくなった。
- | プロフィール |














